ホームページに掲載する写真のクオリティは、ホームページの印象を大きく左右します。
一眼レフカメラなんて持っていないので、クオリティの高い写真なんて撮れないと思うかもしれませんが、最近のスマートフォンのカメラは性能がいいので、スマホで撮った写真で十分です。
オリジナル写真は、閲覧者の注意を引き、信頼感を築くために不可欠です。また、SEOにも効果があります。
ここでは、効果的な写真撮影のコツをいくつかご紹介します。

スマートフォンでの撮影でやりがちなのが、縦向きでの撮影です。
ホームページでの写真の配置は横の写真がほとんどです。
ホームページで縦の写真を配置すると、写真だけで画面が埋まってしまい、前後のテキストが読めなくなってしまいます。写真だけで画面が埋まってしまうと、興味のない画像を大きく見せられていると感じ、閲覧者にストレスを与え、ページを見ることをやめてしまう可能性があります。
また、横向きの画像は縦にトリミングしやすいですが、縦向きの画像を横にトリミングすると写真が見切れたり、アップ写真になりがちです。加工のしやすさからも横向きでの撮影が適しています。

縦向き写真

こちらの画像はインスタのストーリーなどでよく使用される9:16サイズの画像です。
PCの画面サイズによっては見切れてしまいます。

スマートフォンでは縦並びになるので画面いっぱい画像になってしまいます。

横向き写真

こちらの画像はL版の写真4:3サイズの画像です。
上と同じぐらいの文章を入力していますが、PCで見たとき左右のバランスがいいですね。

スマートフォンで見ると、写真と文章が1画面に表示され、見やすくなっています。

例えば事務所や工場を撮影する場合、デスク回りが散らかっていたり、床が汚れていたり、段ボールが積み上げられていたりすると、写真に写りこんだときいい印象を与えません。
写真加工の技術も進歩していますが、やはり多少の違和感が残ってしまう場合もあります。またプロに加工を依頼すると費用がかかります。
片づけられるものは片づけてから撮影しましょう。

ホームページで使用する写真はトリミングや加工をし掲載する場合が多いです。
掲載する箇所が決まっている場合は被写体アップの写真でも大丈夫ですが、明確に掲載箇所が決まっていない場合は加工しやすいように余白を開けた写真を撮影しましょう。
また、同じ被写体でも構図を変えて複数撮影することを心がけましょう。

余白を開けた写真だと、背景などにも使用できます

被写体が左右に写っていると文字を入れた加工がしやすいです
余白が空いた写真は加工がしやすいです

上の背景に使用した写真をトリミングしたものです。
余白が空いた写真だと、使いやすいように加工ができます。

晴れた日は光が豊富で、被写体が鮮明に映ります。これにより色彩が鮮やかになり、写真が生き生きとした印象を与えます。自然の色合いが明るくなり、緑や花の色がより鮮やかに見えます。特に風景写真やマクロ撮影ではこの効果が大きいです。
室内での撮影の場合でも、カーテンを開け、自然光を取り入れ撮影するといいでしょう。白い布などをを被写体の近くに置くだけで明るく撮影ができます。
出来る限り、晴れた日の日中に撮影しましょう。

できれば三脚などを使用して撮影してください。100均などにもスマホ用の三脚が売っていますのでご活用ください。
ブレを防止するのはもちろんの事、水平・垂直をしっかり合わせて撮影してください。
どうしても用意できない場合は脇をしめて動かないように撮影しましょう。

ビフォーアフターは必ず同じ位置で撮影する

せっかくビフォーアフターを載せても撮影場所が違えば比べられません。
必ず同じ構図・アングルで撮影しましょう。
ビフォー写真は後から撮影することができないので多めに撮影することをおすすめします。

プロに依頼することも考える

光の使い方、構図、人物の表情などやっぱりプロに依頼すると人目を惹く写真を撮影することができます。
サイト全体のまとまり感などを考えると、費用は掛かりますがプロに依頼すると一貫性がでたサイトを作ることができます。

ホームページ・ブログ用の写真の撮り方を紹介させていただきました。

ホームページの写真は、訪問者に与える第一印象を大きく左右する重要な要素です。少しのコツで格段にクオリティーのいい写真を撮ることができます。
上記をふまえ、撮影してみてください。