SEOって何?
SEO(検索エンジン最適化)とは、GoogleやYahoo!などで検索したときに、自分のホームページが上のほうに出てくるように工夫することです。ホームページが上に表示されると、たくさんの人に見つけてもらいやすくなります。
たとえばSEOは、「広い図書館の中で、あなたの本を見つけやすくするための目立つしおりやラベル」のようなものです。何も工夫しないと、本は棚の奥に置かれたままで、なかなか気づいてもらえません。でも、しっかりと目印をつけておけば、探している人がすぐに見つけてくれます。
このようにSEOは、インターネットの中であなたのホームページを見つけてもらうための大事な工夫なのです。

SEOが大切な理由
ホームページを作っただけでは、誰も見てくれません。
実際、検索結果の1ページ目しか見ない人が約80%と言われています。
そのため、検索で上位表示されることがアクセス増加の第一歩です。
SEOの3つの基本ポイント
① キーワード選び
ユーザーが検索しそうな言葉をホームページに入れること。
カフェ:「東京 カフェ おすすめ」
建築業:「東京 リフォーム 費用」「キッチン 改築 相談」
美容室:「縮毛矯正 上手」「子どもカット 安い」
ポイント: お店やサービスと深い関係があり、多くの人が検索しそうなキーワードを選ぶこと。
② 質の高いコンテンツ
ユーザーにとって役立つ情報を提供することが重要です。
カフェ:住所・営業時間・メニュー写真も入れる
建築業: ビフォーアフター写真、工事の流れ、費用の目安
美容室: 施術前後の写真、得意なカット・カラーの説明、スタイリスト紹介
ポイント:「見た人が知りたいこと」を丁寧に説明することが大切。
③ サイトの見やすさ(内部対策)
ページが見やすい、使いやすいなどユーザーにとって最適化されているサイトは検索エンジンにも高く評価さます。
- 写真が重くならないようにサイズを調整して、読み込みを速くする
- スマホでも見やすいデザインにする
- 見出し(h1・h2・h3)で内容を整理し、必要な情報を探しやすくする
ポイント: 見やすく、情報が探しやすいサイトは検索結果でも上に出やすくなる。
実際のSEO改善例
例1:地元の小さなカフェの場合
Before
- メニューのページが「飲み物・食べ物」だけで、写真が少ない
- ホームページに「どんな人に向いているカフェか」が書かれていない
- キーワードが「カフェ」「ランチ」など一般的すぎる
- 営業時間やアクセスがわかりにくい位置にある
- スマホで見ると、文字やボタンが小さくて操作しづらい
After
① キーワードの工夫
- 「◯◯駅 カフェ ゆっくりできる」
- 「◯◯市 ランチ ヘルシー」
- 「勉強できる カフェ」「Wi-Fi カフェ」
→ 来てほしいお客さんが検索しそうな言葉をページに入れた
② コンテンツ(中身)の改善
- メニューを写真つきで掲載(特に人気メニューは大きく)
- 店内の雰囲気がわかる写真(席の様子、カウンター、電源の有無など)
- 「こんな人におすすめ!」という説明
例:静かに本を読みたい人向け
例:テレワークに便利(Wi-Fi・電源あり) - 混雑時間を記載(例:平日14〜17時は比較的空いています)
- スタッフの紹介を少し追加して安心感UP
③ 見やすさ(内部対策)の改善
- スマホで読みやすいように文字を大きめに
- ボタン(予約・メニュー)は画面の上部に固定
- 画像を軽量化して、ページの読み込みを高速化
- 見出し(h1・h2・h3)でメニュー・アクセス・お知らせを整理


「◯◯駅 カフェ」で検索上位に表示されるようになった
目的がはっきりしたお客さん(勉強したい、写真を撮りたいなど)が増えた
写真を見て「雰囲気が良さそう」と来店率がアップ
例2:建築業(リフォーム会社)の場合
Before
- 写真が少なく、工事の流れも書いていない
- 「リフォーム」という言葉だけで、地域名が入っていない
- 専門用語が多くて読むのが大変
- スマホで見ると文字が小さくて見づらい
After
- ビフォーアフター写真を入れて、どんな工事か一目でわかるようにした
- 「東京 キッチンリフォーム」「マンション 浴室改修」などのキーワードを追加
- 工事の流れを「①相談 → ②見積り → ③工事 → ④完成」と図で説明
- スマホで見やすいデザインに変更し、写真も軽くして表示を速くした


問い合わせページのアクセスが増える
地域名で検索されたときに上位に出やすくなる
例3:美容室の場合
Before
- メニュー説明が少なく、料金も見つけづらい
- 写真は外観だけで、スタイル写真がない
- 「カット」「カラー」など一般的すぎるキーワードのみ
- 予約ボタンが画面下の方にあってわかりにくい
After
- 髪型のビフォーアフター写真を追加
- 「縮毛矯正 上手」「メンズカット 得意」など、より具体的なキーワードを入れた
- スタイリストの紹介ページを作成(得意スタイルを書いた)
- 予約ボタンを大きくして、上のほうに配置


施術写真を見た新規客が増える
ニッチなキーワード(検索ボリュームが少なく、競合が少ない具体的なキーワード)で検索上位に入りやすくなる
どの業種でも共通して大事なのは
- キーワードを「ユーザーが探しそうなもの」に変える
- 写真や具体例を増やして「わかりやすさ」を上げる
- スマホで使いやすいデザインにする
この3つをすると、検索順位も上がりやすく、集客につながります。
ホームページ掲載に効果的な写真撮影のコツについて知りたい方は下記ページをご覧ください。
まとめ
SEOは難しく聞こえますが、基本はとてもシンプルです。
「ユーザーにとって役立つ情報を、わかりやすく整理して届けること」
- キーワードを意識して記事を書く
- 読者が知りたい情報を詳しく書く
- 見やすいページ作り
これだけでもSEO効果は大きく変わります。
しかし、同じキーワードで競合が多い場合、これだけでは検索上位を取るのが難しいケースもあります。
そのため、SEOとあわせて 複数の集客施策を組み合わせること が重要です。
例えば、
・Googleビジネスプロフィール(MEO対策) を最適化して、地域名で検索されたときに表示されやすくする
・SNSで記事をシェアして認知を広げる
・必要に応じて リスティング広告やSNS広告 を活用して、確実に見込み客へリーチする
といった施策を並行して行うことで、ホームページへのアクセスはより安定し、問い合わせにつながる導線も強化できます。
SEOは「検索で見つけてもらうための土台づくり」です。
そこに他の集客方法を組み合わせることで、あなたのビジネスに合った最適な集客サイクルをつくることができます。
初心者の方でも大丈夫です。
イーワイネットでは、基本のSEO対策を施したホームページ制作はもちろん、SNS広告などのネット集客まで、あなたのビジネスに合った方法をご提案します。
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